面接官がみているところとは?

面接官が履歴書・面接でみているところとは?

 50歳以上を中途採用しょうと考えている企業は、すでにビジネスマンとして完成し、即戦力として業績アップにも、後進の育成にも、組織運営にも役立つ人材を求めています。そうした観点で応募者を選考する際に、面接官が履歴書や面接で何をみているのかを理解して、あらかじめ対策を練っておくことが不可欠です。
 
 ではまず、企業の採用担当者が履歴書や職務経歴書のどの点をチェックしているのかについて、考えてみましょう。50歳以上を対象にする求人の場合、応募数が多数になるケースが多いので、ほとんどの企業で書類選考を行っています。

 書類選考でふるいにかけるときには、丁寧に書いているかどうか、履歴書の欄に未記入の部分がないかどうかをまず見て、読み進めるかどうかをジャッジするようです。字が不ぞろいだったり、空欄が多い履歴書は、その時点で不採用の山に積まれてしまうと心得ましょう。

 そして、履歴書で一番大事なのが「志望動機欄」です。応募企業についてしっかり研究を行い、職務内容だけでなく、組織的にどんな役割を担ってほしいかまで考え、自分がそこで何を実現したいのか、どう貢献できるのかを、簡潔に書くことが基本です。

 この志望動機に共感した場合、職務経歴書に目を通してもらえるので、自己PR文の中で、それを補完するアピールを行うのです。まず、書類選考を確実に通過できるよう、自己分析と企業研究をしっかり行いましょう。

 では、面接のときにはどんな点を見られているのでしょうか。まず身だしなみが整っているのは、当然なことです。そして挨拶と話し方で、企業の採用担当者は応募者のひととなりを予想します。50代の場合、採用担当者が自分より年下なケースもありえますが、あくまでも応募者であることを自覚して、謙虚に面接に臨んだかどうかは、採否に大きく影響します。

 というのも、いくつであっても、転職した時点では新入社員ですし、これまでと同じ実績がすぐにあがるわけでも、前職同様の人間関係を築けるわけでもないからです。新しい環境で協調性を持ちながら、仕事にプラスの流れをつくれる度量があるかどうかも、面接ではチェックされています。自分が話しすぎることがないように、きちんと相手の話を聞き、簡潔に手身近に答えるよう、心がけてください。